サッカーと中学受験の両立体験記

ジュニアユース、中学受験、サッカー少年のケガ

セレクション合格に向けて、1年以上前からできることとは?

6年生の6月から始まるジュニアユースのセレクションに向けた戦いは、すでに5年生から始まっていると言っても過言ではないかもしれません。

各クラブは、セレクションという一発勝負だけでなく、実際にはその前から選手獲得に動いており、トップレベルの大会にはスカウトが来ています。

 

Jリーグ下部組織のジュニアチームや強豪チームに入る

Jリーグ下部組織のジュニア(小学生チーム)があるチーム(ヴェルディマリノス)は、小学5年生からセレクションを受けてジュニアチームに所属していれば、ジュニアユースに内部進学できるという可能性は、一般受験に比べて高くなります。

また、Jリーグ下部組織のチームでなくても、いわゆる地域の強豪チーム(三菱養和横河武蔵野)に所属していると、小学校6年生のときのT1リーグ、T2リーグには、ほぼ毎試合ジュニアユースのスカウトさんが来ていますので、セレクションを受ける前に自チームで活躍している姿がスカウトの目に留まれば、セレクションの前に内定をもらうことができます。(実際にこのような選手を複数知っているので、このようなチャンスがあることは事実です)

ただ、もちろんチームに入るだけでなく「試合に出て活躍する」ことが必要になります。

 

トレセンに選ばれる

強豪チームに入らなくても、各チームで選ばれるトレセンに選ばれれば、

トレセン→地域(ブロック)トレセン→都トレセン

というふうに、スカウトが見に来るような場でサッカーができる機会が増えます。

6年生の夏に、地域トレセンのブロック対抗戦が行われるのですが、ここにはやはりジュニアユースのセレクションが見に来ているそうです。

ここで声をかけられてT1リーグのチームにスカウト(セレクションの前に内定)された選手がいました。

どのチームも、良い選手を獲りたいと思っているのは同じようで、良い選手を見つけたらなるべく囲いこみたいということですよね。

また、セレクションの申し込みのときに必ずどこのチームも、「トレセン選出歴」を書く欄があります。

小学生のうちに履歴書に書くことのできる「実績」として重要視されていると考えられます。

 

・選抜スクールに入る

Jリーグ下部組織のジュニアチームがない(FC東京など)チームでも、選抜スクールがあるため、この選抜スクールに入って活動することも、ジュニアユース入団につながる重要な機会のようです。FC東京の選抜クラスは非常にレベルが高いため、5,6年生の時点でFC東京の選抜クラスに入っている子のほとんどは関東リーグ所属のジュニアユースに入団が決まっていると思います。

Jリーグ下部組織でなくても、小6時点で選抜スクールに入っていると内部選考があるクラブチームもあります。

実は息子は、5年生の春からT急の選抜クラスに所属していました。

コロナでチームの練習日が減ってしまっていたことがきっかけで入会しましたが、T急の選抜クラスは非常におすすめです。

フットサルコートなので、細かいタッチなどの技術が身に付きますし、選抜クラスが参加するキャンプなどイベントも盛りだくさんです。

最も良かったことは、関東リーグに所属するT急のジュニアユースの内部セレクションがあったことです。

しかも、普段教えて下さっているコーチや同じスクールの仲間もセレクション会場にいらっしゃるので、アットホームな雰囲気でセレクションを受けることができます。

しかも、1次選考に合格すると、その次がもう最終選考です。(つまり、一般に比べると倍率が低い!)

息子は1次選考は通過できたものの、残念ながら最終選考は落ちてしまいましたが、この経験が、その後にT1リーグのセレクションを受ける際の自信につながったと思います。

もし通いやすい範囲にT急の選抜クラスがありましたら、是非おすすめいたします。

 

・身体のケアも必要

ただ、自チームでの活動が週5日ともともと多い選手の場合、それにスクール活動も追加すると、1週間のうちオフが1日しかないということになりますので、身体のケアをして怪我には十分ご注意ください。

練習のし過ぎで怪我をしてしまって、結局目標のジュニアユースのセレクションのときに100%の力を発揮できないのでは、意味がありません・・

我が家も小学校4年生のときにシーバー病という踵が痛くなる怪我をしたため、それ以来はインソールを使用するようにしていました。

インソールは市販でAmazonやゼビオなどでも売っていて手軽に手に入ります。

もし足に疲れがたまっているようなときは、ぜひインソールを検討してください。